【ライフ】茶葉で飲むお茶で風邪知らず!手軽に緑茶を楽しむコツ



緑茶やほうじ茶などの日本茶を飲むという習慣はあるでしょうか。 オフィスでも家でもコーヒーばかりで日本茶なんか飲まないというビジネスパーソンは多いかもしれません。 しかし(よく知られていることですが)日本茶には風邪を予防するという実にありがたい効能があるんですよね。 

仕事を風邪で休むということほど情けないことはありません。業務に支障が出るばかりではなく、周囲の信頼も薄らぎます。自身はひどい苦痛を味わい、信頼をも失う。風邪を引いていいことなど一つもないですよね。日々健康に留意しておくのも働く社会人の重要なたしなみの一つだといえるのかもしれません。

そんなわけで、今回はぜひ緑茶を摂取する習慣を持つことをお勧めしたいと思います。

※記事の一番最後には紹介するツールや茶葉などの商品リンクも用意しています。



■ お茶の成分や効能

緑茶には以下のような成分や効能が含まれています。

●ビタミンC:
疲労回復効果、免疫力の向上

●カフェイン:

血行を良くし、利尿作用を促進、二日酔いの酔い覚まし

●カテキン:

アレルギー抑制、殺菌作用、インフルエンザウィルスにも効果があるといわれる

●フッ素:

口臭予防、虫歯予防

●抗ヒスタミン作用:

気管支の収縮を抑え、咳を和らげる

風邪の予防もそうですが、引きかけたり万が一引いてしまった後にも効果はあります。
緑茶が強すぎるという人にはほうじ茶がオススメです。ほうじ茶は茶葉を煎じた際にカフェインがとばされて苦みが減るため、緑茶よりも優しく飲めます。

茶葉の世界もコーヒー同様奥深いもので、銘柄にこだわれば価格も種類もピンキリです。でも日常飲むものには相応のコスパが欲しいところですし、それを満たす製品は近所のスーパーやコンビニで手軽に入手できます。まずは価格と味と入手性を考慮して飲み比べつつ「定番」を探ってみるのも面白いかもしれません。


■ 手軽に茶葉を楽しむ

茶を入れるにあたっては、一般に急須を用いて湯のみにそそぐ手間がかかります。お茶を淹れてもらえる職場環境にある人は良いんですが、昨今そういう文化にあぐらをかいていられるほどのんびりしていられない時代です。ぜひ自分で淹れましょう。

ペットボトルの茶を買うのもいいんですが、茶葉で淹れる熱い茶の味は当然それに勝ります。 しかしそうはいっても面倒なことは人間続かないものです。 そこで、忙しいビジネスパーソンが手軽に茶葉でお茶を飲む習慣を持つのに有用なツールをご紹介したいと思います。

(写真1)

今回ご紹介するのは茶こしフィルター付きタンブラー「teapot bottle」。

静岡茶商工業協同組合がプロデュースし、優れたプロダクトを世に送り出し続けるデザインオフィスnendo公式紹介)がデザインした製品で、すでに発売からかなり時間が経っているので特に新製品紹介というわけではないのですが、冬になるとコレを使いたくなるのであえてご紹介。

使い方は実にシンプル。茶葉を所定の位置にセットして、本体にお湯をそそぎ、砂時計のようにひっくり返して3〜7分程度待つだけ。元通りひっくり返せばすぐに淹れれたての茶を飲めます。もちろん湯のみに入れて飲んでもよいし、そのまま飲んでもかまいません。急須いらずで手軽なことこの上ないです。

(写真2)

このように3つに分解できます。このうち真ん中の部分に茶葉をいれることになります。

(写真3)
(写真4)

茶葉はこのようにセットします。3グラム程度が適量。 今回はほうじ茶を用いています。

(写真5)

お湯は80度くらいがよいです。このタンブラーは保温機能や耐熱性能を備えていないので、高温では本体があつくなりすぎてやけどの危険があるためです。
また量を多く入れすぎるとひっくり返した際に湯が漏れだす恐れがあるので注意です。

(写真6)

これで蓋をしっかりと締めひっくり返して数分待てば出来上がり。待つ時間はお茶の濃度の調整時間なので、好みの時間を見つけましょう。おおむね3〜7分くらいがよいとされます。

(写真7)

この通り、ちゃんとお茶が出ています。 フィルター部までの蓋を外してそのまま飲んでもよいですし、湯のみに注いで飲んでもよいでしょう。


■ もっと手軽に飲むコツ

上の通りのシンプルな手順ですが、セットの際裸のままの茶葉だと細かい茶殻が本体に入り込むのを防げません。飲むのに茶葉の混入を不快に思う人もいるかもしれません。それに片付けの手間もやや増えます。 そこで快適な茶葉飲みと手間の省略方法をぜひお勧めしたいと思います。

(写真8)


記事でご紹介した茶葉を入れる「お茶パック」と同等製品です。



茶葉もあわせてどうぞ。




(写真9)


写真のような茶こしパックを用いるのが吉です。このような製品はスーパーなどで安価に入手できます。これに茶葉を仕込んでセットする。これで茶殻の混入を防いで心地よくお茶を楽しめます。

(写真10)

出がらしを捨てるときはこのままパックを捨てるだけでよいです。茶葉の処理が楽なので継続性も高まるでしょう。


■ 水出しも可能

ちなみにこのタンブラー、水出しも可能です。こちらも手順はきわめて簡単。

・湯だしの場合と違って、本体に茶葉をセットする。

・水を茶こしフィルター直下まで入れ蓋を閉める。

・ひっくり返さずにそのまま10分ほど放置する。

・これで水だし茶の出来上がり。

飲むときは上部の蓋のみを外し、フィルター越しに飲めば茶殻が邪魔になることはないです。この際も上で紹介した茶こしパックを用いれば快適に飲めるはずです。
ちなみに口が広いので氷を投入してアイスティーにすることも可能です。

(写真11)

いかがでしたでしょうか。 ツールの使用はあくまで提案の一つであって、自分で好みの方法を模索してもらえればよいと思います。とにかくお茶を飲む習慣は継続が命です。 ぜひぜひ、健康維持のために茶葉ライフを楽しんでみてほしいと思います。

記事で紹介した「teapot bottle」は下記よりご購入いただけます。



より汎用性の高い製品として、↓こんなものもあります。



ボトルカバーがあると持ち歩きにも便利。