【文具】書類を持ち運ぶフォルダ製品、いろいろ6選!


書類、何に入れて持ち運んでいますか?

クリアホルダーや封筒もいいですが、自分なりのこだわりや書類保護の安心感を追求したいなら、一歩踏み込んで更に上位品質の製品を使ってみたいですよね。

今回は書類の持ち運びの際にクリアホルダーをすっぽり入れてしまえるフォルダや、それ以外の収納ツールなどについて紹介してみたいと思います。
ぜひお付き合いください。


1 YMSK「ドキュメントホルダー」



優れたプロダクトを生み出し続ける「ヤマサキデザインワークス」が手がけた製品。

ランドセルを作るのに使用される丈夫なフェイクレザー製で、見た目に比してとても軽いです。その重量およそ70グラム。また撥水性も良いので少々の水滴なら弾いてくれます。

 

書類をクリアホルダーに入れたまま使うことができ、A4大の雑誌類もすっぽり収納できます。

 

また開閉には上部のタブを交差させるシンプルな仕組みが採用されていて手軽に扱えます。よほど窮屈に詰め込みすぎなければ簡単に開かないので安心ですね。
上の画像のタブにあるへこんだ丸い部分は、開閉による劣化を防ぐ補強のようです。

小脇に抱えておしゃれに持ち歩くのに最適な一品ですね。

YAMASAKI DESIGN WORKS ドキュメントホルダー ブラック(Amazon)
YAMASAKI DESIGN WORKS ドキュメントホルダー ベージュ(Amazon)
YAMASAKI DESIGN WORKS ドキュメントホルダー(楽天)



2 SIWA(紙和)「ひも付き封筒」 



有名プロダクトデザイナー深澤直人氏が新素材「ナオロン」を用いてデザインした製品群「SIWA(紙和)」から、「ひも付き封筒」です。
和紙のような風合いと手触りを持ちながらも簡単には破れない丈夫な素材なので、使えば使うほど味わいが増します。


昔ながらのひも綴じ方式がおしゃれ(紐先のパーツは自作取り付けです)。
縫製がしっかりしており、しかも縫い目を隠した作りなので、強度の面でも安心して使えます。このナオロンは水に濡れたからといって破けることもなく、かえって強度を増すのだそうです。


さらに驚きなのはその収納力。A4コピー用紙500枚(つまり1パック)を余裕で収納してしまいます。もちろんそれほど大量の書類を運ぶ機会は少ないでしょうが、書類だけでなく文具や様々なツールを一緒に持ち運べるくらいの余裕があるので、大きめの雑誌やカタログ、その他の小物などもまとめて運ぶのには重宝しそうです。

カラーバリエーションも6色展開と多彩なので、好みに合わせて使ってみると楽しいのではないでしょうか。
 
 


3 無印良品「ジーンズのラベル素材で作った 丸留付き封筒・大」


無印良品が製品化した「ジーンズのラベル素材」シリーズの大封筒。

ラベル素材は紙パッチと呼ばれる特殊な混合素材で、耐水性があり且つ破れにくい丈夫なものなので、水に弱い書類や雑誌を入れて守るのにも有用です。

 

デザインは昔ながらのひも綴じ角二封筒にそっくりで、素材だけがゴージャスになったといったところ(紐先のパーツは自作取り付けです)。


あまり大量の書類を収納することは出来ませんが、「紙和」とはまた違った弾性のある感触が心地よく、しかも使い込んでエイジングを楽しむのに適しています。

印刷特性に優れた素材でもあるので、スタンプを押して好きなようにデザインカスタマイズをするという楽しみ方もありますね。

・ジーンズのラベル素材で作った 丸留付き封筒・大【ブラック】472円
・ジーンズのラベル素材で作った 丸留付き封筒・大【ブラウン】330円
・ジーンズのラベル素材で作った 丸留付き封筒・大【レッド】330円
・ポリエチレン丸留め付きケース【茶】 840円

※無印良品は製品ラインナップの入れ替え・見直し変動が激しいので、同一商材が恒常的に取り扱われていないことが多々あります。上記リンクは記事紹介時点の情報ですので、入手が不可になっていた場合はあしからずご了承ください。



4 リヒトラブ「クリップファイル」


この製品はいわゆる用箋挟(ようせんばさみ)とよばれるクリップボードの蓋付きバージョンといったものです。
オレフィン素材の表層はプレスシールド加工で頑丈。たったままの筆記にも適しています。

 

中身を開くと右側にクリップがあり、左側には透明ポケットが備わっています。


クリップはカチリと押し込むと開いたまま固定され、もう一度押すととじるという設計なので書類のつけはずしが大変しやすい作りです。


しかもこの製品、ぐるりと折り返して使うことも出来るので、状況に合わせて使い方を変えることが出来るのです。
さらに、真ん中の折り返し部分(外側からは背表紙にあたる部分)にクリップ付きのペンを取り付けることが出来、いつでも筆記に移ることが出来るので、会議などにも重宝すると思います。

左側に資料を収納し、右側のクリップボードで筆記するスタイルが良さそうです。

リヒトラブ クリップファイル F2650-24 黒 A4(Amazon)
リヒトラブ クリップファイル F2650-24 黒 A4(楽天)

ゴムバンドがあるタイプ↓
リヒトラブ クリップファイル F7560-24 A4 (楽天)



5 エグザコンタ「マルチパートファイル」



エグザコンタはフランスのオフィス製品メーカーで、スタイリッシュで実用性のある製品を生み続けることで定評があります。
ここで紹介するのはマルチパートファイルという書類を穴をあけずに放り込むことが出来る製品です。



切り込みの入ったインデックスページで本のように仕上げてあり、ページごとに分類して書類を収納しておくことが可能。
クリアホルダーをそのまま挟み込んでも余裕のあるサイズです。



背はこんなふうになっています。
持ち運び時は2箇所のゴムバンドで表紙を止めるので、書類の脱落の心配はありません。


表紙には穴があいており、めくると次のページに目次を書き込むことが出来ます。

ぱたんと綴じれば目次が表紙に現れるという仕掛けになっています。



私はこの目次に付箋を張り込み、いつでも内容を変更できるように使っています。

本製品は紙製なので、このまま使用していると当然劣化はしてきますが、それもエイジングとして味わい深いです。
どうしても気になるならオレフィンや塩ビ製のクリアカバー(A4対応の雑誌用カバー)のようなものを加工して取り付けるという方法もあります。
同社には素材の異なる丈夫なタイプの製品もラインナップされているので、好みで選ぶと良いのではないでしょうか。

エグザコンタ マルチパートファイル 7分割(Amazon)
エグザコンタ マルチパートファイル 7分割(楽天)
エグザコンタ マルチパートファイル 9分割(楽天)FOREVER
エグザコンタ マルチパートファイル 12分割(楽天)
エグザコンタ マルチパートファイル 32分割(楽天)

同社には「ハーモニカ」という樹脂製の丈夫なタイプもあります。↓

エグザコンタ エグザクティブハーモニカマルチパートファイル 9分割 A4(楽天)
エグザコンタ ハーモニカ ドキュメントファイル A3 ブラック(Amazon)

類似製品にライツ製「パートファイル」というものもあります。
こちらはやや安価帯に設定されていますが、機能はほぼ同じです。ページ数も7と12のバリエーション。↓

ライツ パートファイル A4 7分割(楽天)
ライツ パートファイル A4 7分割(Amazon)


↓カバーをしたい場合は、このサイズの製品に「ゴムバンドを外側に出すための切込み」をカッターなどで入れてあげると収まります。

コンサイス クリアカバー A4(大) C-15




6 リヒトラブ「スケジュールファイル」



リヒトラブのアイデア商品。書類などを収納するのに使えるファイルホルダーですが、綴じ具などは一切使用しておらず、代わりに面白い仕掛けが施された「投げ込み方式」の製品です。



スケジュールと謳う通り、31日(+1)にページが仕切られてあり、日付別に書類を収納してゆくという使い方が想定されています。もちろん単に分類用に使うことも可能です。


この製品の一番の特徴は、各ページの根元に書類を差し込む方式(ホールド機能)の採用です。差し込むと逆さにしても書類が簡単には落ちにくいのです。
書類だけではなく、チラシやはがき、メモなどあらゆる紙を挟むことが出来るので、いろいろな使いかたが出来ますね。


リーフレットの仮保管や持ち運びなどに使っても面白いです。
この製品には12分類のページの少ないコンパクトタイプもラインナップされているので、用途に合わせてセレクトすると良いと思います。

上で紹介した32分割タイプ。↓
リヒトラブ Avanti スケジュールファイル 黒 A-4400-24クロ(楽天)

安価帯の12分割タイプ↓
リヒトラブ スケジュールファイル 12仕切り アクアドロップシリーズ(楽天)
リヒトラブ スケジュールファイル(Amazon)


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いかがでしたでしょうか。目的や用途、それに量にあわせて書類を持ち運ぶツールにも色いろあるんですよね。

ご紹介したい製品はもっともっとたくさんあるんですけど、とりあえず私のよく使うものをピックアップしてみました。また機会を見つけてご紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

番外として、フラットファイルを加工して書類を運ぶ方法など↓

フラットファイルをカスタマイズして便利な持ち歩きツールを作る