【ライフ】Twin Cap Bottle 「T-Free」



先日「茶葉で飲むお茶で風邪知らず!手軽に緑茶を楽しむコツ」というエントリーで「teapot bottle(2007)」という茶こし付きタンブラーをご紹介しました。いわゆる茶葉を急須などを用いずにタンブラーそのもので淹れるツールです。デザインオフィス「nendo」の手がけたものだけあって、シンプルなデザインが美しく、モノとしての完成度の高さが魅力でした。

その記事でも末尾で類似品としてご紹介しておきましたが、マックマー(MacMa)というメーカーの茶こし付きタンブラー「Twin Cap Bottle T-Free(2011)」を今回はピックアップします。



この製品も茶こしがついていますが、上述のteapot bottleに比較すると、その足りない部分にプラスαを加えた製品という位置づけになるかと思います。性能や使い勝手の違いなども含めて写真を交えてご紹介します。


1 2つの製品の性能比較


まずこの製品の特徴の一つは、製品名「Twin Cap Bottle」が示す通り上下2つの蓋がどちらも外せることです。そしてもうひとつは中央にシリコン製のグリップが付いており、しっかりと保持しやすい作りになっています。


分解すると4つのパーツから成っていることがわかります。

スペックについては前出の「teapot bottle」との対比表として参考までに掲載しておきます。


【1】Twin Cap Bottle T-Free
【2】teapot bottle
サイズ
W70 × H220 × D70
W65 × H210 × D65
容量
500ml
300ml
重量
280g 
247g 
材質
・本体・ふた:飽和ポリエステル
・パッキン・グリップ:シリコーン
・ストレーナー:ステンレス
・本体、茶こし部、フタ:ABS樹脂
・パッキン:シリコン
・本体外側上下:ステンレス
耐熱性能
・本体・フタ:110℃
・パッキン・グリップ:200℃
・ストレーナー:160℃
80℃
原産国
中国
日本
※情報は公式記載データに基づいています。

相当に異なる製品であることがわかりますね。デザイン以外では容量、素材の違いがポイントです。

「T-Free(以下【1】)」の本体透明部分の素材である「飽和ポリエステル」は身近なところではペットボトル等に使用されています(ペットボトルと素材が同じなだけで、ベコベコとした柔らかいものではなく硬質で頑丈な作りですからご安心ください)。

「teapot bottle(以下【2】)」のABS樹脂に比較しても耐熱性に優れ、安全性も高いと評価されているようです。
成形加工条件によって耐熱性能が異なるようですが、本製品における耐熱性能は一般的なお湯を使用する限りは問題なさそうですね。

 また【1】の茶こし(ストレーナー)はステンレス製で底面と側面がメッシュになっていますが、【2】は本体と同じABS樹脂製となっており、底部のみがメッシュ状という作りです。
画像ではわかりにくいかもしれませんが【1】のほうがキメが細かいようです。

Twin Cap Bottle T-Free
teapot bottle
さらに【1】は茶葉を使用した緑茶やほうじ茶などの他に紅茶、コーヒーなどを淹れることも可能です。これは耐熱性能のほかストレーナーの目が細かく作られていることで可能になっているのですね。

【2】は耐熱性能が80℃(緑茶を飲む際の最適温度であり、ABS樹脂の耐熱性能は最大100℃とされていることなどによる)に設定されていることから、コーヒー等を淹れる用途は想定されていません。静岡茶商工業協同組合という緑茶普及のための組織がプロデュースしたものですから当然といえば当然です。

今一つは【1】の飽和ポリエステルと異なり【2】のABS樹脂は耐光性が弱く、長時間日光に当てると変色するため、屋外(アウトドア用途など)での利用は想定外になっていることも知っておきたい点です。

ちなみに保温性能についてはどちらの製品も備えていませんから、その点は予め認識しておく必要があります。

以上のことを総合すると下の様な違いがあるといえます。


【1】Twin Cap Bottle T-Free
【2】teapot bottle
用途
お茶(緑茶・ほうじ茶等)・紅茶・珈琲
お茶(緑茶・ほうじ茶等)
使用場所
屋内、屋外 両用可
屋内のみ
保温性能
なし
なし

【1】は【2】よりも4年もあとに登場した製品ですから、前出製品の問題点などを研究しているはずですし、それが製品づくりに反映されていると考えるのが自然でしょう。

製品をセレクトする基準は人それぞれあると思いますが、容量や耐熱性能及び汎用性を重視するなら「T-Free」は良い選択ですし、デザインと緑茶を限定的に楽しむという割り切りがあるなら「teapot bottle」も悪くはないと思います。

どちらかと言うと【1】は男性の利用を視野に入れた製品であり、【2】はより女性の利用を想定したものになっているような印象を受けます。

2 T-Freeの使い方

それでは今回の主役「T-Free」の使い方を見て行きましょう。
緑茶を入れる手順で見ていきたいと思います。

1)茶こしに茶葉をいれる 


概ね8グラムくらいが推奨されています。 

2)湯を注ぐ


茶葉を入れた側のフタをしてひっくり返し、別の口からお湯を注ぎ入れます。

3)待つ


待ち時間のメーカー推奨は以下のとおり。

・緑茶:45秒から1分半
・紅茶:2分から3分半
・珈琲:3分から4分


ストレーナーに茶葉を直接入れてみましたが、若干茶葉の細かい部分が混入していますね。もちろん害などなく、コレで十分美味しくのめます。

4)濃度を調整する

お茶が出てきたら適当なところでひっくり返しておきましょう。茶こし部を上部にしておくことで、それ以上濃くならないようにすることができます。

5)注ぐ

もちろんBottleでそのまま飲んでも良いですし、湯のみに注いで飲んでも良いです。非常に手軽ですし、何より透明なBottleなので濃度が一目瞭然なのが嬉しいですね。飽和ポリエステルは透過性が高い素材としても定評があります。

3 更に便利に使う

使用方法は上の通りですが、個人的な不満はコレです。


茶葉の後処理。フタにもくっつき、水洗いする際にもやや手間がかかります。

そこで、以前のエントリーでもご紹介しましたが、より手軽でスマートに使うには例の道具を用いるのが吉です。


通称「お茶パック」。茶こしの茶こしといったところですね。

こういう製品群です → 茶こしパック



こんなふうにセットします。これを使えば飲み終わった後にもポンと処分すれば良いので非常に後始末がラクです。


またコレで濾(こ)すとほとんど不純物の混入がなく、きれいなお茶になります。

まだ試していませんが、珈琲の粉を淹れる際もこのようなものを利用したほうがより飲みやすいものができ上がると思います。
ただ、珈琲に関してはフィルター性能の違いで味に多少なりとも影響が出るのでまた異なるカスタマイズが必要になるかもしれませんね。

紅茶の場合はティーパックに入った市販品の場合はそのまま使えばいいですし、茶葉で淹れる場合は上記方法と同様で良いと思います。


以上、マックマー(MacMa)の「Twin Cap Bottle T-Free」のご紹介でした。

この製品はとにかく中身が透過で見えるのがいいですね。
濃度が一目でわかります。
グリップがあるので滑り落とす率も低くなって取り回しがいいですし、デザイン面も含めてアウトドア用途にも向いていて、利用シーンが多彩で楽しい製品だと思います。ぜひお試しください。

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Twin Cap Bottle T-Free


同社から発売されているボトルカバーです。↓

マックマー ティーフリーウォーマー ブラック AA0039

マックマー ティーフリーウォーマー レッド AA0040