・OS X Yosemite アップデート 10.10.1 (2014/11/17)
前回の10.10.0は2014年10月16日でしたが、それから1ヶ月、OSX Yosemiteの最初のアップデートがきました
- Wi-Fiの信頼性向上
- Microsoft Exchange Server接続の信頼性向上
- 特定のメール・サービス・プロバイダを使用して"メール"メッセージを送信する際の信頼性向上
- "どこでもMy Mac"を使用してリモートコンピューターに接続する際の信頼性向上
- 共有サービス、通知センターのウィジェット、アクションを使用できない場合がある問題の修正
- 通知センターの設定が再起動後に維持されないことがある問題の修正
- Mac App Store で特定のアップデートが表示されないことがある問題の修正
- 一部の Mac mini コンピュータがスリープから復帰できない問題の修正
- Time Machine に古いバックアップが表示されないことがある問題の修正
- 日本語入力ができないことがある問題の修正
「信頼性の向上」の語が多く踊ったアップデートのようですが、それだけYosemiteはマシン状態を不安定にする要素が多いOSXであったといえるのかもしれません。
またWi-Fi接続の安定性はこのアップデートを適用後にも改善されないケースも有るようです。
もしまだMavericks以前のバージョンを使用していて特段不具合のない方は、Yosemiteの適用はもう少し見合わせたほうが良いのかもしれません。
特にモデルの古いMacを使用しているなら、たとえAppleが公式に「対応」を謳っていてもスペックに見合った能力しか発揮できないわけですから、そのあたりも考慮するほうが良いと思います。
・Yosemiteを適用できる機種 - Apple
なお、今回OSX10.10.1のアップデートにあわせてiOS8.1.1も公開されています。
※※
アプデート情報は下記の通り。
・About the OS X Yosemite v10.10.1 Update(日本語)
・OS X Yosemite 10.10.1 Update
・Apple公式 OSX最新アップデート
・OSX Yosemite - Wikipedia
OSXのアップデートは差分よりも統合(Combo)適用をお勧めいたします。
以下ではアップデートトラブルやUSBインストーラーについて書いています。
OSXアップデートトラブルとその回避の考え方